Castel そのブドウ畑について
ワイン作りは畑から  いいワインはいい葡萄から

 私たちは高品質という固い信念に基づき葡萄を植えてきました。

 畑は平均海抜700m。いくつかの畑は、深い渓谷の北東に面した斜面です。比較的短い日照と夏のそよ風を受けながら、それによってゆっくりとした成熟をしてゆけるのです。

 加えて、丘陵の一番高い部分は海に面しており、5月の初旬の遅ればせの雨と、冬の降水とで平均650mm強の水分量をまかないます。真冬には雪も降りますが、それほどでもありません。

 夜は湿り気と涼しさ、そして日中は35%までもの乾燥が、とびきりの防カビ効果を発揮します。昼夜の温度差は10℃以上あり熟成期には高低差16℃にもなるのです。これが、よい酸とよいフェノールの形成をうながすのです。

 アモス・ハダ教授は、ボルカニ研究所から私たちのワイナリー間に微気候が広がっており、研究所の北までがその領域だと言っています。

 土壌は砂利を含む石灰粘土で、水はけがよく、特筆すべきは畑すべてが丘の上に存在しているということです。まさにそれこそが、“ワインの大地”とよぶべき理想の土壌なのです。

 世界中の偉大なワイナリーのいくつかの土地質の例とほとんど同じなのです。

セバージュ
カステル グランヴァン 70%  高密集度 × 強剪定 = 低収穫]
 カベルネソーヴィニョン 30%  私たちの黒ぶどう品種の畑は10haの広さです。
 メルロー  100%  内訳は、  
 フレンチオーク新樽24か月    カベルネ・ソーヴィニョン  50%
プチカステル      メルロー 38%
 カベルネソーヴィニョン  40%  カベルネ・フラン 4%
 メルロー 60%  プチヴェルド 8%
 フレンチオーク12か月     その他、  
“C”シャルドネ     シャルドネ 2.8ha
 シャルドネ 100%  ヴィオニエ 0.3ha
 フレンチオーク新樽かもし  2/3  
   
 イスラエルでは平均的に植樹率2000本/ha、収穫率は120hl/hですが、私たちは4500本〜7000本/ha、50hl/h。

 そして、最高のワインを作るために最高の葡萄を生産するその正しい方法は、灌水はほとんど行わないということです。

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